クマ公のハイウエイ=見通し良くなって

山岳地帯から流れ下っている川筋で、この冬、鬱蒼と茂っていた藪や林が、キレイに伐採されていた。

昨年はクマ公とイノシシ・猿等の被害が、とんでもなく多かった。喜多方では駅前の住宅地で人的被害が発生。

大学の先生は、「市街地にクマが来るのは、山から町場に、いい案配の川筋があるからだ。それを伝って往来している。」と講演で言っていた。

確かに、幾筋もの川が市街地の中を流れて、それも藪が生い茂っていたり、径30cmほどの木々が林になって見通しが悪くなっていた。クマ公達はそれらで姿を隠しながら、市街に来て食料を得ていたのだろう。

そのクマ公達のハイウエイが、さっぱりと伐採され、見通しが良くなっていた。

<クマ公注意の看板と伐採された木々>


これで今後被害が出ないことになればいいが。

去年の人的被害の時、知人の狩人は、「熊の後ろから追いかけたって、追いつくもんでネェよ。」と言って、「この川筋のような、藪や林のマチバで、通るのを待ち構えればいいのに。」と話してくれたが、クマ公にとっては幸か不幸か、どっちだろう。

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旧山郷中学校、現高郷中学校の33回生が集うHPです。 昭和の激動を生き、平成、令和を穏やかに過ごしている仲間たちが、素になり子供に返って楽しく過ごせるひととき。 そのような小さな場を、懐かしく思える場を、提供出来れば、と思います。

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