一生に1枚だけのファッション
高齢になってから(だべか?)、同居者から、着る物かぶる物に、うるさいダメ出しが出る。同じ物を3~4日着ていたり、かぶっていたりすると、すぐに、「洗濯機に入れて」、と言われる。なんでだよ。
昔、といっても子どもの頃なんて、自慢じゃないけど、1ヶ月、2ヶ月、平気でおんなじ物を身につけていたんだぞぃ。学生服なんて、新品買うときは、だぶだぶのを買って、袖やズボンを揚げたり詰めたりして、何年も着たまんまだったぞ。それでもまわりから何にも言われなかったぞぃ。今、耳に届いているクサ〇とか、キタナ〇とかなんてな。あ~あ。
それにしても、オレに比べて、クマ公やタヌ公等はいいなぁ。なんしろ、生きている間は、たった1枚の毛皮だけでいいもんな、色や柄や、ましてブランドなんかどこ吹く風で、年中おんなじ着たっきりの格好だもんな。カネもかかんねえし、面倒くさくねえし、オレもそうなりてぇ。人間そうなったら、おんもし~べなぁ。(愚痴~!)
クマ公もいいけど、鳥たちもめんこいぞぃ。この冬の寒空、毎日のように、庭先のしだれ桜の枝に止まっている。何羽いるんだべ。同級生たちよ、目の訓練だ、わかったら教えてよ。
並んで体を寄せ合って、これこそ「ふくらスズメ」だよな。
一茶じゃねえけど、「我と来て遊べや親のない雀」とでも詠みたくなるよ。
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