クマの予防策とシジミチョウ
雨続きで草丈も大きくなっただろうと、草刈りに行った。案の定、すごいことになっていて、汗を流してきた。刈ろうとする草のあいだに、大きな足跡が続いている。
ハテ?、ここに来るのは俺しかいないはず、と思いながら作業していると、足跡が向かっている先に小さな桑の木があり、赤・黒の実が一杯なっていた。
ア~、クマ公はこれを狙っている訳か、と、草刈りが終わってから、クワゴ(桑の実)狙いに来れないように、ノコギリで全部切り倒した。
しかし、実をそのままにしているから、枯れ落ちるまではクマ公が日参するだろう。他にもあちこち桑の木があるので、グルグル歩き回っているはずだ。その道をこの草刈りで歩きやすくしてやったから、感謝してオレを襲うなよ。
切り倒す前の桑の木
切り倒した桑の木
そのあとに、違う場所でまた草刈りをしたけれど、今度は綺麗なシジミチョウたちが、一杯乱舞して、とても心が和んだ。
同級生のみんなも、シロツメクサの上で羽を休めている姿を眺めて、昔を思い出してくれ、あの幼子の時のことを。
もっともっと多くのシジミチョウが飛び回っていたり、シロツメクサの花に止まっていたりしていたよ。
<追記>2022.6.16
新世代のクマ公が増えてきて、「人家近くや道路脇に潜んでいる」と、山形の大学教授の話。「猟師が鉄砲で撃ってサ、煮てサ、焼いてサ」が無くなって、もう人を畏れないらしい。
山を歩いて頷ける話だ。
5月16日(月)、休耕田にある集水抗をボーリングでメンテナンスすると言うから、田んぼの中にあるミズキの木を伐っておこうと、チェンソー持って出かけた。
赤枠で囲ったところがミズキの木2本。年輪見ると12年ほどの木。ところが木の周囲に獣道があって、土手を下って下に続いていた。ナルホド、下の土手には一抱えもあるミズキの木がある。
それは以前(2018.3.14掲載)に、クマ公の爪痕跡がある事を伝えた木だ。
ミズキはこの辺では「団子差しの木」と言って、旧正月の行事に使う木だ。黒い実はクマ公の大好物。その木がここより降りてすぐの所にある。で、獣道がず~~~っと続いているわけ。だから、「下にクマ公の好きなミズキの木があって、作業するボーリングの人たちが危ないから」と、伐採した訳だけれど、伐って良かった。これで下のミズキも伐りたいが、マ、いいか、と2本伐ってやめた。
後でボーリングの人と話したら、以前、違う場所で作業中、「ウ~ウ~」とのうなり声が聞こえていたという。やはり、新世代のクマ公だよ、ヒト様を脅かすんだからなぁ。
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