束松峠をハイキング
同級会の準備や会議報告のとりまとめ・集計・秋の収穫(秋あげ)などをいっとき忘れて、束松峠をハイクしてきたよ。
1年以上前から横浜の知人家族と約束していたもの。文化の日の連休で、會津に来ることが出来、峠を散策することが出来た。
峠の頂上には秋月悌次郎の「北越潜行の詩」の碑がたっている。
「行くに輿(こし)なく 帰るに家なし・・・・」
ダメだ、泣きたくなる。かつての會津の人々は、この詩を吟ずるとき、泣かぬ者がいなかったらしい。その後の、翻弄された運命を思うとき、現代に生きる會津人もまた、深い思いを禁じ得ない。
遠くに見える若松市街と、屹立する磐梯山をじっと見てたたずむ。
帰り道、何かの動物が急ブレーキをかけたせいで、路面がひっくり返った跡があった。蹄があって割れている跡(羊蹄類)なので、「カモシカか?、今裏返ったばかりだぞ、コレは」と言いながら、若いjk(女子高生)を「近くから様子を窺っているかも」と脅かしながら歩いた先に、なんと、イノシシのヌタバ(沼田場、ヌタ場、ぬた場)があった。
行きのときは無かったから、オレ達がハイク中に、ここで、そこら中を鼻や牙で掘り返し、ドロ浴びしていた、それがオレ達が来たから、慌てて走ったらオレ達の方だったので急ブレーキしたようだ。
間一髪で、凶暴なイノシシとの遭遇をまぬがれたようだ。猪突猛進のイノシシが方向転換したとは、ナンで?? それ以上の猛者が一行中にいたことがわかった???って。 (ヘヘヘ!)
いや~、會津にはいなかったイノシシが、ここまでのさばっているとは。
どこもかしこも荒れ果ててしまった。
0コメント