会津の文化_映画館
友人知人から、「映画を見に山形県の米沢に行ってきた」、とか、「郡山・福島に行って見たい映画を見てきた」、とかの話を聞く。会津から数十キロの移動をしないと映画館は無い。
会津若松では50年以上前は4つの映画館があり、結構繁盛していた。喜多方にも二つ。それが今では両市ともゼロ。そのうえ、喜多方では、近年、本やレンタルDVDなどのツタヤが閉店、カメラのキタムラも閉店となり、とても困っている。
世代によるかもしれないけど、オレ達は、やっぱり映画はネットやディスクでなく、あの映画館内で見たいと思う人が多いようだ。雰囲気と大音声がたまらんと言う。
先日、知見や知識を持ち、商業界に身を置く方と会食して、「会津に映画館を」という話になった。やっぱりそういう話は出ているのだという。
しかし、いろいろのことで、なかなか難しいとおっしゃった。なんとかならないのかなぁと思う。
映画館はヒトツの文化だと思う。ただのエンターテインメント(娯楽)だけでなく、生活や文化・生きていく中で人間に貢献できるモノだと。
子どもの頃に、〇正という石材会社の(ション便くさい!)小屋で、年に1回くらいの映画を上映した時に、ドキドキしながら見た記憶は今でも思い出す。
(下級生に「映画見て(こいつ)泣いてんの!」って笑われたこともネ。そう言ってるヤツは、鼻水たらしていたけれど !)
フロリダで「ミセス・ダウト」という映画を見た時は、”1ドル デイ”という日でもあり、館内には中・高校生くらいの子ども達がたくさん入っていた。ちいさい子ども達が百円くらいで良い映画を見られるなんて、とビックリしたけど、それ以上に、子どもたちが良い映画を楽しめる、かの国の環境を羨ましく思ったよ。
会津若松市にある会津大学は、コンピューターの単科大学で、世界的にも評価が高い(「THE 世界大学ランキング 日本版 2019」において、 780大学中26位にランクイン)から、こういう面でもデジタルを使って、良いアイディアを出してもらえればナァと思う。
VR(Virtual Reality)など、先進的な映画技術を使っての映画館は、おカネがかかるようだと、その方は話を継(つ)いだが、デジタル技術なら、いろいろなことが出来そうな気がするけれど。
ま、話は別にして、「和食の会席」はとってもおいしかったよ。
<たった今、夜7時前のニュースで高校生達が若松市長に陳情と> R5.3.14 16:50頃
「映画館を含む娯楽施設を、会津に作って」、と陳情したと報道された。
詳しくは、明日以降に載るかもしれない新聞を見て追記したい。
若者達も、同じ気持ちを持っていたのだ! と嬉しい。
<たくさんの若者が映画館を望んでいる・・・> R5.3.17 福島民報新聞報道
会津高校とザベリオ学園の生徒達が、若松市長に要望したことが載った。生徒アンケートの結果85%映画館建設を望んでいたと。・・・・
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