春出し(春一番作業)
昨日、春だしで、切っておいた木を運搬した。
コレを茸の原木として、植菌する予定。去年、椎茸やヒラタケ・ナメコなどを植菌した後で、茸駒「ブナハリタケ」を店で売っているのを見つけ、「しまった~」と脱力するほど、とっても残念だった。今年は絶対にそのブナハリタケを植えるつもりだ。
ブナハリタケは奥山でしか見た事がない。初めて収穫した時は、その匂いが山中に立ちこめて、フランス香水のような甘い匂いでまずびっくりした。そして、巨大な倒木のブナの木に、真っ白な茸がびっしりと成っているのに驚愕した。
同行した友人の話では、山奥の集落にあっては、「ブナハリタケ1升は白米1升」で取引されているという。それだけ貴重な茸だと。
確かに、採取したブナハリタケを料理した時は、家中にとってもいい匂いがして、マイタケご飯よりおいしかった。
その後全然採れていないから、今年植菌して、採れるようになったら、最高に嬉しい。
さあ、やるぞ。まず種駒を買いに行こう。
2019.3.10 幻の茸 植菌する
昨日、オレにとっては夢にまで見る幻の茸:ブナハリタケの種駒を購入した。
そして、原木の乾燥具合がまだ早いかもしれないが、気が急いているので、早速今日植菌してきた。種駒の袋を開けたら、あの懐かしい、香水のような良い香りが匂って、オオ、これこれってニンマリした。春だしだから、気が急いても足腰が痛くてゆうことをきかない。ゆっくりゆっくり作業をし、バッテリの充電を何回もしながら、2時間半くらいで500個の駒を植えた。
良い香りは最後まで匂い、作業服に香りが移っていた。日本人はあんまり香水なんか使わないけれど、外国人からもらった天花粉やアフターシェーブローション、フェイスクリームなどは、一度使ったらもう使う気になれないほど、香りが強すぎる。
だから、このブナハリタケ香りの香水を作ったら、売れるんでないかい?
もう名前まで考えているもんね。perfume 「madam e**o」凜とした佇まいのなかでも、優しく甘い雰囲気。どうだい?同級生諸君、perfume制作に挑戦してみたら?
どんな匂い?ってか。
茸が発生したら、送るから待ってなよ。マ、出るか出ないか、そいつは自然のもんだからわからねってよ。
気分を落ち着かせるために、今日見つけたとんぼと花:オオイヌノフグリとヒメオドリコソウの写真を載っけるから、それ見て気長に待っててよ。
もうトンボが飛んでいた。
オオイヌノフグリの花
ヒメオドリコソウの花
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